虫歯が脳を蝕むって本当?リスクについて

頭痛を招く口腔の病疾患と脳炎リスクの高低

頭痛を招く可能性がある口腔の病疾患

口腔の病疾患のうち頭痛を招く可能性があるものは、基本的に細菌の増殖による細菌感染の類が大多数を占め、大別するなら虫歯と歯周病ですが、顎関節症のように細菌感染に由来しない場合もないわけではありません。

なお虫歯に由来して頭痛が生じる際に懸念されるのは、歯肉炎が悪化し歯茎の炎症が神経まで達した、歯髄炎、副鼻腔に細菌が侵入することで発症する顎洞炎のうち、虫歯に由来する歯性上顎洞炎、脳内に白血球が侵入して発症する脳炎などでしょう。

加えて虫歯そのものには由来しないケースとして、歯肉炎からの歯髄炎を招く歯周病、重症の虫歯における根管治療、分かりやすく言えば歯の根元の治療の失敗、顎関節症なども、頭痛を招く口腔の病疾患と言えます。

虫歯が脳炎を招く可能性はあるのか

ここまで虫歯が悪性細菌の増殖を招き一種の感染症的な側面を持つこと、悪性細菌の増殖に起因し、感染症に類する病疾患の原因になり得ることから、脳までも蝕む可能性があることについて言及してきました。

では、虫歯が脳炎を招く可能性があるのかについてはどうかと言えば、虫歯を放置するなり虫歯に全く気付かないなりで、長期間にわたって虫歯を放置するか、デンタルケアやオーラルケアを全く行わないといったことがない限り、虫歯から脳炎までに至る可能性は低く見積もられます。

実際、虫歯から脳炎に至ることが完全にないわけではありませんが、そこまで虫歯を放置するケース自体が稀ですし、口腔内で増殖した悪性細菌がリンパ管を介し、体を巡ったとしても、絶対に脳炎が引き起こされるとは限らないのです。


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